【書籍】『「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問』

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こんにちは、kenmaです!

最近よく思うんです。

仕事ができる人は、頭の回転がとにかく速い。

仕事をスピードアップするには、思考力を上げるトレーニングする必要ですよね!

いろいろな数値を分析したり、現場で起こっている事象を見て、

そこから課題や解決策に気づく。

いわゆる「抽象化」ということがとにかく上手な人が仕事がデキる人には多い。

私はこの「抽象化」が苦手です。

そんなときに見つけたのがこの本。

この本を読んでびっくり、私は本当に「具体化」しないと動けない人間なんだと実感しました汗

私は根っからの具体化人間だ。


「抽象」って言葉、わかりづらくないですか?笑

これ、大学受験勉強をしているときにはじめてこの言葉を知ったんです。

具体ってわかりやすいじゃないですか。

こと細かく記されている料理の手順だったりとか。

仕事をしているうえでも、丸投げされるよりも、
アウトプットをある程度具体的にイメージを伝えてくれると非常にわかりやすい。

事細かであるほうが、ミスが少なくなりそうで自分は好きなんです。

そう、根っからの「具体化」人間。笑

「抽象化」がとにかく苦手なんです、私。

「抽象化」って?

私のように「抽象化」がなかなか理解できない方にとっても、
この本はとてもおススメです。

なんせ「抽象化」を具体的に教えてくれるんです、この本。笑


「抽象化」とは、あらゆる事象などから、要素を吸い上げて一言で表すことです。

例えば、家で親戚が集まって新年会をしていたが、そろそろお開きというところで、
誰かが「お皿は台所、燃えるゴミはこの袋、カンはこの袋に入れて。食べのこしもとりあえず台所に持ってきて。」と

周りに指示し出す。これを見た別の誰かが、「片付けるってことね」と一言で終わらせる。

このような例が紹介されてました。

私はまさにこの前者。とにかく具体的に事細かに伝える。

そうするとよく、「あー、〇〇ってことね。」と一言で片づけられることがよくあります。笑

仕事を依頼するときも、何をして欲しいかを一言でまとめ上げることができる、これも「抽象化」。

様々な具体的な例を挙げながら、繰り返し繰り返し丁寧に「抽象化」と「具体化」を説明してくれて非常にわかりやすい本です。

仕事でよく見かけるコミュニケーションギャップ

同僚、部下と上司にてよく発生するコミュニケーションにも

この「具体」と「抽象」のどちかに重きを置くかで、

ギャップが生じてうまくいかないことがあるそう。

読んでいて、なるほどと非常に納得がいきました。


1 抽象的な指示をする上司 抽象的な指示を期待する部下
2 抽象的な指示をする上司 具体的な指示を期待する部下
3 具体的な指示をする上司 抽象的な指示を期待する部下
4 具体的な指示をする上司 具体的な指示を期待する部下

1と4は、コミュニケーションがスムーズになるであろうことが

よく理解できますよね。

仕事の依頼相手がどんな人間なのかをよく理解して、
依頼内容も工夫する必要がある。

自分はまさに具体的な人なので、具体的な指示を好みます。

でも仕事って、やっぱり「抽象」な指示に対して、いかに動けるかが大事な気がするんです。

抽象的な指示だとしても、ある程度方向性を確認したら、
自分でまずはやってみる。

逆に依頼する立場の場合は、先に書いた通り、相手がどちらを求めているかを
理解した上で依頼をしないと、スムーズに仕事がうまくいかない。

まずは自身が苦手な方を意識して鍛えていくことが大事ですね。

最後に

「具体化と抽象化を何度も行き来して思考する」

具体化は個々の特有な事象に対して向き合い、抽象化はそれらの要素を吸い上げてひとまとめにする。

そしてその抽出化したことを、もう一度具体化して応用していく。

以前読んだ「メモの魔力」にも同じようなことが書かれておりました。

あれはまさに「具体化」と「抽象化」の繰り返し、トレーニングだったのだと思います。

具体化が得意な人、抽象化が得意な人。

プライベートにおいても、仕事においても、

この「抽象化」レベルを意識しつつコミュニケーションをとることは

ギャップを生まないために非常に大切だ。

頭がこんがらがりそうにもなりましたが、

とてもわかりやすい本でした。

「思考力をアップさせたい、コミュニケーション能力を上げたい!」

そんな方におススメです!

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