こんにちは、kenmaです。
最近仕事をしていてもなかなか成果がでないことが悩みです。
何か自分自身の仕事の向き合い方に変化を与えたい。
そんなときに手に取ったのが、『数値化の鬼』でした。
著者の前著『リーダーの仮面』が非常に印象に残っていたため、
本屋で見つけて速攻で読むことにしました。
こんな人におススメ!
- 仕事で成果を出したい
- 正しいPDCAの回し方を学びたい
- 数字で考えるクセを身につけたい
ポイント5つ!
- 行動量を増やす
- 確立の罠にはまらない
- 変数をとらえる
- 真の変数を見つける
- 長い期間を意識する
中でも印象的だった内容について書きたいと思います。
ポイント①数値で考える習慣
自分の行動を何でも数値で考える習慣をつける。
PDCAを意識しつつ仕事をしようにも
最初のP(計画)だけで仕事が終わってしまうことがよくあります。
だから、PDCAのなかでもまずはD(行動)。
行動量をとにかく増やすこと。
どんな優秀な社員であってもどんなに効率よく仕事をしているように見える人でも、実は行動量が多い。
単に残業が多いというわけではない。
目的に向かっての自身の行動量をとにかく数値化し、その達成することを毎日考えること。
そしてその行動量が数値につながったかを毎日振り返ること。
これを習慣化することがポイントです。
ポイント②変数な何かを捉える
変えられることを変えようと努力し、変えられないことは早々に見切りをつけることが大事。
ビジネスにおいては、「考えるべきこと」と「考えても無駄なこと」がある。
変えられないことを変えようとするより、変えられることで仕事に変化を与える。
y=ax+b
数学で習う方程式。この「x」が何なのか、仕事の中で見出していく。
PDCAの型を身につける。
行動を増やしていく一方、それが結果につながるものなのか必ずチェックをする。
厳しく毎日の行動を評価していく。
他人でなく、自分自身でPDCAを厳しくまわしていく。
何をすれば効果につながるか、厳しく見直していくことがポイントだ。
ポイント③無駄な変数は無くす
仕事をしていくほどに、「変数」は増えてくる。
だから、無駄な変数はとっとと捨てる。そして「変数」を絞っていく。
意味がなかったことは、それを認める勇気をもつ。
今まで会社で定例で取り組んできた業務だと、それをやめるのってとにかく勇気がいる気がしませんか?
でも今の時代、意味のないことはすっぱりとやめる勇気を持つことが大事です。
評価制度を変える会社が多くある。
その新たな評価制度で問われるのは、一人一人がしっかりと結果を出すこと。
同じことをいつまでずっとやっているのではなく、ほかに良い「変数」があるならどんどん古いものは捨てていく。
保守的な私ですが、そんな変化を怖がらない自分になっていく必要があると感じました。
最後に
前著『リーダーの仮面』もそうでしたが、安藤さんの本はかなり厳しい言葉を投げかけてきます。
今回の『数値化の鬼』も、厳しくも心に響く内容が多かったです。
今の自分に足りないことを示してくれ、かつ行動を起こすよう背中を押してくれるメッセージが多くありました。
なんだか成長できないでウズウズしている方、もっと成長して仕事で評価されたいと思う方、
ぜひ一度この本を読んでみてはどうでしょうか?
以前『リーダーの仮面』についても書きました↓
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