こんにちは、kenmaです。
気持ちに余裕がないのか、最近イライラする日が多くなってます。
何か良い解消方法がないかと考えた時、見つけたのがこの本でした。
ものの考え方を変えることで、気持ちを楽にする方法について学ぶことができます。
この本はこんな人にオススメ
- 疲れた心を休めたい
- イライラした時の対処法を知りたい
- 人間関係に悩んでいる
この本を読んで自分が印象的だった内容について書きたいと思います。
印象に残ったこと
悩みに反応せず理解する
日々自然と湧き出てくる色んな悩みに対してできるだけ反応しないことが大切だそうです。
誰かの何気ない一言だったり、態度だったり、ちょっとしたことで怒ったり悲しくなったりすることもありますが、そういった反応をできるだけなくしていく。
反応するのではなくて、そういう自分や悩みを理解することに努めると無駄なストレスがどんどん軽減されていきます。
どうやったって悩みは消えません。まずはその感情を理解することに努めたいですね。
心の状態をよく見る
反応をできるだけ減らしていくには、冷静に心の状態をよく観察することが大事だそうです。
①ココロの状態を言葉で確認する
②カラダの感覚を意識する
③アタマの中を分類する
『反応しない練習』より
①まずは心の状態をよく観察するために、モヤモヤした気持ちを自分で言葉に変換することが大事だそうです。言葉に変換することで、何にモヤモヤしているのかはっきり原因がわかってきます。
②体の感覚に意識を向けることで、自分自身をよく観察します。歩くなど、普段無意識に行なっている動作も、頭の中で「右、左、右、左」と意識しながら体を動かしていきます。頭の中が悩みでいっぱいだったのが、体の感覚に意識を向けることで、少しずつ悩みが頭の中から離れていきます。
③自分の反応が、「貪欲(欲求)」、「怒り」、「妄想」のどれに当てはまるのかを分類します。他人に何かを求めすぎている(=貪欲)が故の反応なのか、何かに不快な気持ち(=怒り)をもっているのか、はたまた余計なことを考えすぎている(=妄想)だけなのか、自分のモヤモヤを分類します。
これらをすることで自身の気持ちを整理することで、過剰な反応を取り除いていくことができるそうです。
ムダに判断しない
「好き、嫌い」の判断、あるいは「あの人はこういう人だ」という判断。
いちいち判断していくと、ムダに色々思考を巡らせてしまうので、できるだけなくすことが懸命だそうです。
あの人はこういう人と決めつけていると、それと違うことをされたときに、またストレスが増えますよね。
できるだけそういった判断もせず、常にニュートラルにみていることが大事だそうです。
最後に
この本を読んだ後、自分はムダな判断を良くしていることに改めて気付かされました。そしてそれが自分のストレスのタネになっていることにも気づくことができました。他人に期待しすぎない、そして自分自身にもっと目を向けていくことが、ストレスをなくしていく上で大切だと感じました。
とはいえ、なかなか反応しない自分を身につけることは難しいと思うので、何度もこの本を読み返しながら、ゆっくり自分の思考を変えていけるようにしていきたいと思います。
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