こんにちは、kenmaです。
仕事にプライベート、心に余裕がないとすぐにイラッとしたり、ずっと落ち着かなかったりといったことがありますよね。
子供と遊んでいるときも、仕事のことが頭にちらついて心が休まらないなんてことも良くあります。
この本は、自分の心がざわついてしまう時の対処法について教えてくれます。
嫌なことがあった時も、捉え方考え方を変えることで、気持ちを楽にすることができます。
この本はこんな人にオススメ
- 疲れた心を休めたい
- イライラした時の対処法を知りたい
- 休みなのに心が落ち着かない
この本を読んで自分が印象的だった内容について書きたいと思います。
印象に残ったこと
無駄な心の動きを止める
苛立ちや焦りや不安がある状態、それは心が様々に起こってる事象に対し、心が反応してしまっているということです。
こころを曇らせる原因を取り除くために、まず必要なのが「心の動きを止める」ということでした。
そのために大事なのは、自分の心の反応を正しく理解すること。
正しく理解するには、心の状態を言葉を使って客観的に確認していく方法、「ラベリング」が効果があるそうです。
自分の行動を「やる前、やっている最中、やった後に確認」する。
そして、何か自分の心に反応があった時は、「貪欲」「怒り」「妄想」の3つに大別する。大別していくことで、自分の心のクセ(怒りの反応が多いな、などなど)がわかってくるそうです。クセがわかると、その対処法も少しずつわかってきて、自分自身の無駄な反応を止めることができるようになるそうです。
心の汚れを削ぎ落とす
無駄な心の反応は一気に削ぎ落とす必要があります。そのためには、反応を生み出す根源である、自分の「意識」理解することが大切です。
「事実として在るものは在る、無いものは無いとだか認識する」こと。決してそれに心で反応しない。
ただ、知るだけに留めることを「サティ」と言うそうです。
サティを鍛える手法としては、さまざまあるのですが、印象的だったのは千歩禅でした。歩く時、歩数を千数えるという方法です。もし数を忘れたら最初からやり直し。
これ実践してみたのですが、結構難しいです。数えている最中、色々と頭の中に思い浮かんで、数を忘れます。なので、千数えるには、それだけに集中する力が必要です。足裏に意識を持って数えることに集中することがポイントだそうです。
最後に
今回挙げたのは、本の一部ですが
他にも沢山印象に残るお話がありました。
周りのことを気にせず、まずは自分自身を理解することに集中することの大切さに改めて気づくことができました。
自分の心のクセに気づき、無駄な反応を少しずつ減らしていけるように、努力していこうと思います。
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